今年はバイオリンとチェロと一緒に

五の音色に彩られて荒城の月がギャラリーに響きます

2011年2月20日 この日は武者小路実篤記念館友の会主催による「観梅の調べ」のコンサートでした。実篤記念館の恒例の行事で、箏尺八の他に洋楽とのコラボレーションによる合奏を行っています。そうです実篤記念館のすぐ隣に音楽の世界では、世界的に有名といっても過言ではない桐朋学園大学がありますから、毎年洋楽の演奏も一緒に楽しんでいただいています。
 今年は音楽部3年のバイオリンとチェロ奏者がやってきました。それぞれが演奏しますが、今回の合同演奏は「荒城の月」を箏・尺八・十七絃・バイオリン・チェロの全員で演奏しました。メロディラインを尺八・バイオリン・チェロが吹きわけたり一緒になったりして合奏しますが、楽器の個性が味わえる不思議な雰囲気のひと時でした。