調布市国際交流協会ニューイヤーパーティで

新年の代表的な音楽と言ってよい「春の海」から


先ず吹き方から、そして口元にあてます。6割が音だし成功!

2012年1月21日 今日は調布市国際交流協会New Year Partyに招かれての演奏となった。会場の文化会館たづくりの大会議場はまさに国際色豊かでした。当然ですが。
主催者のご挨拶に続き、インドネシア人女性の発声によるソフトドリンクでの乾杯があり、その後すぐに演奏という形式でした。春の海、日本の歌メドレー、荒城の月、さくらの他、詩吟入りの黒田節を尺八伴奏で演奏しました。演奏中の雰囲気は繊細な音も聞き逃すまいというような真剣な態度で、喜んでいただきました。主催者からは尺八体験の要望もあり、15本ほど尺八を提供し、チャレンジしていただきました。演奏の効果があったかどうかは定かではありませんが、男女あわせて15人。竹の本数が足らない状況で、ほとんどのチャレンジャーが外国人でした。日本人は首ふり3年等といい、尺八は難しいものという印象をもっている方が多いですが、何と6割程度の方がその場で鳴らしました。やさしいという感じを与えたでしょうか?それとも指導がいい?そんなことはないですが、やはり音を出してくれると嬉しいです。
この他に予定されていたのは筆による書き初めとその作品展、そして表彰と賞品の授与。賞品は日本的なものばかりで、1位と2位の方は飾り羽子板でした。皆さんおおよろこびでした。そのほかに、着物の提供品があり、じゃんけんで5ないし6人の女性が着物をゲットし身にまとい皆さんに披露していました。皆さんがじゃんけんポンと声をあわせていましたが、どこにもじゃんけんはあるのですね。その時は訊ねませんでしたが、今度確認してみたいななんて思いました。
参加の外国人はみな若く留学生などが多かったように見受けました。今回、箏尺八を披露する機会を提供していただいたことに深く感謝しています。そして少しでも日本の理解と交流の一助になったことを祈っています。