名月祭が開催された9月11日日曜日は、今年の仲秋の名月(満月)の前日の待宵月でした。
会場の多摩川の土手には階段状の客席(私たちが勝手に客席と呼んでいる)があり、目の前に流れる多摩川。そしてその先には川崎市から稲城市・多摩市につながる都築丘陵が横たわり、よみうりランドのタワーと観覧車の先に富士山のシルエットが赤い夕焼けの明かりが残る空にくっきりと浮かび、そして東の空にまん丸の月がふわっと上がってくるというひと時でした。
平成尺八塾は齊藤さん、根津さん、小久保さん、高野さん、澤口さん、そして門傳の6名でした。残念ながら我が平成尺八塾の若手ホープである中学三年生の2人は試験中と尺八塾でない塾で、参加できませんでした。
今回は屋外の演奏に対する武器を用意しての演奏を試みました。それは演奏者各自の竹の口元にマイクを付けてミキシングし、音を録りアンプで流しました。 したがって尺八の微妙な音もしっかりと聞こえて良かったです。という声をいただきました。
演奏曲は尺八二重奏曲のメドレー「星に願いを」と題し、東日本大震災の一日も早い復興を祈念した復興祈念メドレー曲にしました。曲目は遠き山に日は落ちて、見上げてごらん夜の星を、星に願いを、そして尺八本曲「峰の月」を演奏し、最後に調布で生まれたといってよい金子詔一作曲の今日の日はさようならを演奏してわがステージは終了しました。
会場の皆さんと一緒に「十五夜さんのもちつき」をいたしました。お餅ちつきは、腰つきがとても大事で、皆さん良く腰が入っています。そして客席のみんなも一斉に歌に合わせてつきました。
唄「十五夜さんの餅つきはトーントーントッテッタ トーントーントテッタ トッテットッテットッテッタ オッコネタオッコネタオッコネオッコネオッコネタ オッツイタオッツイタオッツイオッツイオッツイタ シャーンシャーンシャンシャンシャン シャーンシャーンシャンシャンシャン トッテットッテットッテッタ」 はい!お餅イッチョウつきあがりイ~。
平成尺八塾新聞「第7号」を発行しました。竹便り7号Ⅱ