Archive for 3月, 2010

中西社中第7回箏曲発表会で

火曜日, 3月 30th, 2010

出演者総勢の記念写真です

ゆき をしっとりと

 

北海民謡調を元気良く

 

オーロラを3人の尺八で

秋韻の打ち物を担当し太鼓、鐘、カスタネット、タンバリンを

2010/3/28この日は中西社中の第7回箏曲発表会演奏会がグリーンホール小ホールであり、賛助出演という形で、参加させていただきました。社中の皆さんは小学生から幅広い年齢層の構成で、なんと出演者総勢で20名を超える会員数で、日ごろの教習活動の成果の現れですね。当日は中西さんの面倒見の良さがこの結果をもたらしているのだと強く感じました。演奏した4曲のうち北海民謡調は、勢い良くそして歯切れよく、そして追分を朗々と吹くことを心がけました。また、ゆきは、繊細な唄にあわせて、唄をたてて艶やかにをこころがけました。オーロラは尺八の和音が天空を揺らめき光るオーロラのイメージで、ABCの3パートの息を合わせることをこころがけました。最後の秋韻は打ち物演奏で、カスタネット・タンバリン・太鼓・鐘をえんそうしました。最終の下合わせで、タイミングが取れずごめいわくをかけましたが、なんとか本番をきっちりとはめることができ、胸をなでおろしたしだいです。当日のプログラムは次の中西社中の色変わり部分をクリックしてください。中西社中後日写真を載せ、当日の楽しさを伝えたいと思います。また、尺八は黒田煌山師と橋本洋氏が賛助出演で協力しました。楽しい会にお招きいただきまた、打ち上げにも参加させていただき、誠にありがとうございました。

作品№3 塾の竹看板

木曜日, 3月 25th, 2010

幅は10cm長さ150㎝の煤竹で、DIY購入

製作第3作品はわが教室「平成尺八塾」の竹の看板です。玄関に取り付けましたが、かれた竹はそれはもう硬くて切り抜くのに往生しました。裏に和紙を張り、細い蛍光灯が入るようになっています。

作品№1ポータブル尺八置きと№2尺八懸架台

木曜日, 3月 25th, 2010

愛用の携帯竹置き台です。

三本を乗せることができます。高さ45㎝。


 この際私が製作した作品を載せます。いずれも必要に迫られて自作したものです。一番最初は携帯の置き台で、材質は桐の合板です。45×90㎝の板を二枚に切り、蝶番で止めて上部をカットし、下部の接地面が三点になるように切って、サンドペーパーをかけて仕上がりです。軽くて実にしっかりしていて、携帯に便利でいまだに愛用しています。これが作品第1号で、6年位前でした。

組み立て前の置き台の本体とストッパー

 次は作品№3の道場用の尺八掛けです。これも桐の合板30×180㎝を斜めにカットし二枚あわせて尺八を載せる部分を糸鋸でまず13箇所をカットし、だんだん狭くなるので、仕方なく篠笛サイズになったわけですが計15切り取りました。問題は組み立て方ですが、下が広く上を狭くするため、その傾斜が苦心のしどころでした。また丈夫の固定は上板を差し込むと締まるようになっていますので、最終的には下の横桟に楔を使っただけでしっかりと固定されました。4年前の作品です。

尺八13本と篠笛2本掛けられる懸架台。楔2本のみでしっかり固定。糸鋸でのカットが苦心の作品です。竹を掛けるとこうなります。

竹は13本。篠笛2本が懸架できます。


興味の沸いた方、あるいはイメージの沸いた方いますか?手間はかかりますが、自作は愛着がわきますね。

作品№4 太鼓の台を作製

火曜日, 3月 16th, 2010

太鼓に自作台に撥。奏者は左側に座り演奏します。

手間がかかりましたが、費用はかかりません。材料の木材購入代が390円のみ。ま、安上がりでした。

今日は、ネットで購入した平太鼓の台を作製しました。作品としては№4となります。購入した太鼓は欅刳り貫き胴の年代もので、直径50㎝。まずまずの音がします。台は座って敲くように柱を組み合わせて釘を使わずに作りましたので、当然使うときに組み立てるわけです。この程度の記述ではどんなものかまったく想像できないと思いますので、完成品の写真を載せました。材料は、4×9×180㎝の半割りを1本。購入代金は390円。これを65㎝にカットし、2本。この受け台として30㎝を1本切断し他ものが主要部品です。後はここからが肝心で65㎝の二本を蝶番で留め開くようにして、台とのあわせ部分を切り込んで基本的には出来上がり。最後はすこし掘り込みを入れ、音抜けが少しでも良くなるように工夫しました。座奏でも椅子に座っても演奏可能です。今年3月の作品で、第4号です。

プラハ(チェコスロバキア)ジャパンデーで本曲を

水曜日, 3月 10th, 2010

現地エージェントがPRしたポスター。病院の待合室や学校,公共施設等に貼られた。

 

会場は超満員。特有のフラットな床ですが、皆さん良く見てくれ、そして乗ってくれました

玉響のみなさんとの合奏、中国地方の子守唄他

「動」の和太鼓とよさこい踊りとは異なった「静」の場面の本曲木枯では水を打ったように息を殺して聞いてくれました。

 2010年2月26日27日とチェコスロバキアのプラハにおけるジャパンデーに参加し公演してきました。26日はプラハ市立ビトフスカ中学校で小学部(1~4年生)240人の皆さんとの交流会でした。翌日27日はプラハのスミホフ文化会館においてのジャパンデー本番でした。

オープニング和太鼓で幕が開き、在チェコ共和国日本大使の挨拶によって始まりました。プログラムは、和太鼓、文化琴、よさこい、講談、能、南京玉すだれ、和太鼓、よさこい、狂言、尺八、書道、和太鼓、ロックソーランと延々3時間に及ぶプログラムでした。和太鼓の迫力には、私のみならずチェコ人にとって度肝を抜くほどのインパクトだったでしょう。そんな中で、私は文化琴の玉響(たまゆら)会の皆さんからのお誘いで中国地方の子守唄、荒城の月、浜千鳥、さくらの合奏と本曲木枯と浪花節だよ人生はを演奏いたしました。とにかく熱烈な拍手に圧倒されました。後で聞きましたが、27日当日は一階席650人二階席200人立ち見含めて合計1100人ということだったそうです。まーびっくりしました。箏との合奏の尺八、木枯らしを吹いたソロの尺八、浪花節だよのカラオケの尺八と、1管で三つのパフォーマンスを披露できました。玉響の皆様に改めて御礼を申し上げます。

 展示ブースでは書道や折り紙などがだされ、これまた大繁盛でトイレに行く暇もなかったと聞きました。大使館でもこの種の日本文化の紹介行事はたびたび行っていますが、これほどチェコの人が集まったことはなかったと驚いていましたが、話半分にしても、現実に会場で、盛大なエールを送り続けてくれた皆さんを目の当たりにした私としては、正直に言って、他のジャパンイベントはどうでもよく、目の前の皆さんと、セットアップしていただいた皆さんに感謝するのみでした。写真はビトフスカ中学校とジャパンデーのスナップです。写真をクリックすると拡大になります。

聞いてくれたビトフスカ中学校の子供たちとの記念写真です。真ん中にいますが見えないくらいです。写真をクリックすると拡大します。

飛田給小学校の親子音楽会

水曜日, 3月 3rd, 2010

皆さんの知っているバッハは、六段を作曲した八橋検校が亡くなった年に生まれました。エーッ!

 2010年2月24日 飛田給小学校で親子音楽会が開かれました。従来は洋楽演奏の鑑賞会を行ってきましたが、邦楽演奏の鑑賞会もしたいとの考えから、今年度の音楽会は箏尺八の音楽をということになり、遊友を通じての出番となりました。プログラムはお琴の体験から始まり、邦楽の紹介から、六段、校歌演奏、崖の上のポニョそして、絵ものがたり花咲き山でした。体験は当初の希望の倍くらいになり、1回5人を5組くらい体験してもらった後演奏会ででした。体験した子供たちは口々に楽しい、音がきれい、もっとやりたい等々目を輝かせて口グチに発言していました。洋楽とは違った新鮮さを感じてくれた様でした。最後の花咲き山は、なんとPTA会長の鈴木さん自らが加わって語りを語るなど、ユニークなイベントとなりました。顔なじみの会長さんが語ったことを含めて、花さき山が始まると、会場との一体感が感じられました。いつもの事ながら、「驚くんでねえ・・・・・」の語りの効果に驚く私です。今回私は、遊友からのお誘いで、六段の調と花咲き山の尺八を吹かせていただきました。ありがとうございました。