Archive for 4月, 2012

イエーイ!感謝状を頂きました

土曜日, 4月 28th, 2012

歌口にはこれくらいで、そして息を吹いて・・・


署長さんが「感謝状・平成尺八塾殿・・・・・警視上園孝治」と読み上げ、授与してくれました。

 2012年4月27日 今日は調布警察署尺八コンサートの開催がありました。そもそもこのコンサートが実現したのは、保護司活動の一環の中で上園署長さんと尺八の話をしたことがきっかけで実現しました。会場の講堂には約100名の制服姿のお巡りさんたちが整然と座り、瞬きもせず?というぐらいに集中しているような感じの中で始まりました。
 まずはじめに上園署長さんのご挨拶がありました。昨年は未曾有の災害に見舞われましたが、日本人の整然とした行動が世界に驚きと感動を与えました。これは少なからずその根底に日本の伝統文化の意識があり、その結果ではないかと思っているというようにお話をされました。そして、日本の伝統文化の一つである尺八の音色を楽しんでくださいというご挨拶をいただきました。ご挨拶の中でこのように高く評価をしていただき心からお礼を申し上げます。
 会はその後10分程度私の保護司としての活動と尺八を始めたきっかけと今日までについてお話をしました。尺八を身につけることで、公務員として市民の方に叱られたり色々ありましたが、そんなときに心の整理や、悩みの解消といった時に、尺八がどれほど役に立ったか等を聞いていただき、立場上同じ公務員として少しでも問題解消の役に立てたら嬉しいとお話をして、演奏に入りました。
 演奏曲は、荒城の月、花づくし(喜納昌吉の花、滝廉太郎の花、アルゼンチン民謡の花祭り)、童謡唱歌メドレー故郷の秋に寄せて(故郷、赤とんぼ、里の秋、おちば焚き、かあさんの歌)、歌謡曲(孫、浪花節だよ人生は)をソロとカラオケをバックにした演奏を聞いていただきました。
 15分の体験コーナーでは、署長さんをはじめ30人以上のお巡りさんが尺八の吹奏体験をいたしました。だいたい半数以上の皆さんが音を出しましたし、中にはびっくりする程大きい音を出した方もいました。大勢のお巡りさんが一斉に竹を手にした光景は壮観でした。
 そのあと全員で故郷と今日の日はさようならを合唱してお開きになりましたが、歌う前に皆さんはこの講堂で声を出したことは有りますか?と聞きましたところ、すかさず署長さんが、私が声を出すだけです。と話されましたので、めったにない機会ですから皆さん歌いましょうと誘いましたところ大きな声で合唱して終わることが出来ました。みなさんから大きな拍手を戴き心から感謝申し上げます。
そしてなんと、終了後署長室に招かれ「感謝状」をいただきました。もう平成尺八塾としては、いくつもの施設等を訪問してきましたが、初めての出来ごとに感謝の言葉も有りません。むしろこちらがコンサートをさせていただきましたことに対し、感謝状を差し上げたい気持ちでした。その他に高校1年生の風間君には署長さんが直にお祝いをしてくれました。あらためてお礼を申し上げます。

忘れまいぞ3.11特集号 第11号発行

金曜日, 4月 6th, 2012

2012年3月11日 忘れまいぞ3.11音楽とキャンドルによる追悼の会を実施しました。平成尺八塾新聞第11号は「忘れまいぞ3.11特集号」として当日の追悼の演奏会を特集して発行しました。たより11号

第2回忘れまいぞ3.11のコンサートを開催!

日曜日, 4月 1st, 2012

カラオケの音源を忘れてしまい、バックの音なしで演歌を吹奏。後ろのだるまさんが「ころびそうだった」って?


縁起だるまに見守られて「見上げてごらん夜の星を」を厳かに吹奏いたしました

2012年3月31日

キャンドルを燈し「故郷」「今日の日はさようなら」を吹奏し、客席の皆さんとしずかに合唱をしました。


 第2回 忘れまいぞ3.11を食事処「浜勝」において小さな小さな追悼コンサートを行いました。この第2回の会のきっかけは、第1回目を終わった後しばらくして、たまたま食事をしたときに3.11のチラシを見せたところ、ここで開催したら、と言ってくれたのがきっかけでした。お店自体はカウンター席を入れて30席くらいのところですが、実施しました。本日の演奏者は門傳、お中学生2人と保坂さん。そして呼びかけ人の菅野さんでした。
演奏とキャンドルセレモニーは第1回のスタイルと全く同じで、追悼の演奏と東北の民謡の唄、お客さんにキャンドルの協力を戴き、お店の照明を消して灯をともし、故郷の合唱をしました。そして今日の灯はさようならの演奏と合唱で終わりました。当日はお客さんにキャンドル15個ほど購入していただきました。
演奏が始まる前は、飲み物、食べ物がまずくならないことを願いながら開始しましたが、一曲が終わるたびに温かい拍手で応えていただき、少なくとも食べ物が・・・ということは有りませんでした。というより一味もふた味も添えられたのではないかと思わせてくれる会場の雰囲気でした。有難うございました。