Archive for the ‘平成尺八塾’ Category

霊峰富士山頂 剣が峰で献曲を

月曜日, 7月 26th, 2010

日本最高峰富士山剣が峰で御来光に向かっての厳かな献奏1曲。カンテラを頭につけて

 この夏2010年の7月22日から23日にかけて富士山に初めて登りました。そしてさらに日本最高峰の剣が峰で、ご来光に献曲いたしました。
 初めての富士山は何もわからずでしたが、いろいろ調べて装備し22日午前7時20分新宿を出発しました。五合目に11時過ぎに到着し食事と身支度を済ませ12時10分に登山を開始しました。新調した容量36㍑のザックを背に歩き始めました。その夜の仮眠場所の山小屋、本八合目上江戸屋に午後6時に到着し寝床を確認したら即夕食です。夕食といってもカレーライスで、あっという間に食べ終わりました。もう歯も磨かずに床入り。男女関係なく60センチ間隔でずらっと横になります。この頃から頭が痛み出し、ろくに眠れないまま12時の起床です。しっかりと防寒とヘッドランプ等の身支度を確認し、午前1時頂上に向けて出発。風が強く、ガイドとグループの目印を頼りに一歩一歩登ります。3時40分頃頂上に着き、希望者のみ更に最高峰の剣が峰まで、ガイド料別に500円でしたが、往きが20分。そこで待望のご来光を拝しました。その御来光に向かって、一曲ささげました。風が強く、水溜りは凍っていて、手はかじかみ唇はカサカサ。音らしい音にはならなかったと思いますが、みずうみの詩と本曲のさわりを吹き、下山の途につきました。5合目の下に来るまで頭痛は治まりませんでしたが、天候にも御来光にも恵まれ最高の一日となり、生涯の思い出となりました。感謝合掌。 

我が塾生NPO合宿で藤原道山から直接指導を

金曜日, 6月 11th, 2010

戸塚社中の桜ゆららには、我が塾の中学2年生のニューフェイスも合奏させていただきました。

道山先生の説明に聞き入る尺八グループ

2010年6月に実施されたNPO法人邦楽指導者ネットワーク21が開催する合奏講習会に、我が平成尺八塾生が5人参加しました。根津さん、澤口さん、高野さん、小久保さん、そして風間君です。尺八関係者が総勢11人という中で、我が塾から私を含めて6人でしたから、道山先生の指導を独り占めしたような雰囲気でしたね。そのほかに参加者による月の渚コンサートには「花づくし」を演奏しました。ゆったりと温泉にも浸かり楽しい合宿でした。

藤原道山先生とツーショット

エーゲ海クルーズ船とエメラルドの洞窟とスイスで

月曜日, 5月 3rd, 2010

 この度2010年4月12日よりギリシャ・南イタリアに旅行をしました。岩山に聳え立つアテネのアクロポリス神殿から、新アクロポリス博物館見学。翌日は朝からエーゲ海クルーズ。今回はこのクルーズ船とアマルフィのエメラルドの洞窟で演奏しました。
クルーズではサロニコス湾に浮かぶ、エギナ島ポロス島イドラ等の島々を巡りました。船はデッキが3層になっており一階では歓迎の演奏等がありました。演奏はシンセサイザーやサックスで各国の曲なども紹介されました。その中で司会者の女性に日本の楽器を持っていると話すと披露しろと促され、早速尺八を取りだし、さくら、荒城の月を吹きしましたが、約300人くらいの各国の方から拍手をいただきました。一番驚いたのはツアーコンダクターの岩佐さんだと思います。なぜなら氏に断りなく、突然のパフォーマンスでしたから、失礼しました。ごめんなさい。

エーゲ海クルーズのバンド演奏に誘われて尺八の紹介を

チュウリッヒ湖の西に横たわるユートリベルク山の頂上展望台で

 また、18日には南イタリア、アマルフィのエメラルドの洞窟で一曲吹かせていただきました。といってもまた勝手に吹いたのですが、真っ暗な洞窟の中に手漕ぎボートで漕ぎ出し、海底が幻想的なエメラルド色が光る中で、浜千鳥をふきました。洞窟に木霊し、我ながら音に聞き入りました。漕ぎ手の青年や同乗の多大なる掛け声に感謝しています。皆さんありがとうございました。

アマルフィ海岸エメラルドの洞窟の中で漂いながら浜千鳥を


 こんなことからツアー中に誕生日を迎える方があり、誕生パーティをするからその席でハピーバースディを吹くよう頼まれたりで、竹の存在をアピールできました。

 それで、帰る段になってアイスランドの火山の噴火でローマに釘付けとなり、ローマ旅行とスイス旅行を余儀なくされました。

ポンペイ遺跡でベスビオ火山をバックに写真をとりましたが、アイスランドの火山の噴火でローマで足止めに、たたり?

プラハ(チェコスロバキア)ジャパンデーで本曲を

水曜日, 3月 10th, 2010

現地エージェントがPRしたポスター。病院の待合室や学校,公共施設等に貼られた。

 

会場は超満員。特有のフラットな床ですが、皆さん良く見てくれ、そして乗ってくれました

玉響のみなさんとの合奏、中国地方の子守唄他

「動」の和太鼓とよさこい踊りとは異なった「静」の場面の本曲木枯では水を打ったように息を殺して聞いてくれました。

 2010年2月26日27日とチェコスロバキアのプラハにおけるジャパンデーに参加し公演してきました。26日はプラハ市立ビトフスカ中学校で小学部(1~4年生)240人の皆さんとの交流会でした。翌日27日はプラハのスミホフ文化会館においてのジャパンデー本番でした。

オープニング和太鼓で幕が開き、在チェコ共和国日本大使の挨拶によって始まりました。プログラムは、和太鼓、文化琴、よさこい、講談、能、南京玉すだれ、和太鼓、よさこい、狂言、尺八、書道、和太鼓、ロックソーランと延々3時間に及ぶプログラムでした。和太鼓の迫力には、私のみならずチェコ人にとって度肝を抜くほどのインパクトだったでしょう。そんな中で、私は文化琴の玉響(たまゆら)会の皆さんからのお誘いで中国地方の子守唄、荒城の月、浜千鳥、さくらの合奏と本曲木枯と浪花節だよ人生はを演奏いたしました。とにかく熱烈な拍手に圧倒されました。後で聞きましたが、27日当日は一階席650人二階席200人立ち見含めて合計1100人ということだったそうです。まーびっくりしました。箏との合奏の尺八、木枯らしを吹いたソロの尺八、浪花節だよのカラオケの尺八と、1管で三つのパフォーマンスを披露できました。玉響の皆様に改めて御礼を申し上げます。

 展示ブースでは書道や折り紙などがだされ、これまた大繁盛でトイレに行く暇もなかったと聞きました。大使館でもこの種の日本文化の紹介行事はたびたび行っていますが、これほどチェコの人が集まったことはなかったと驚いていましたが、話半分にしても、現実に会場で、盛大なエールを送り続けてくれた皆さんを目の当たりにした私としては、正直に言って、他のジャパンイベントはどうでもよく、目の前の皆さんと、セットアップしていただいた皆さんに感謝するのみでした。写真はビトフスカ中学校とジャパンデーのスナップです。写真をクリックすると拡大になります。

聞いてくれたビトフスカ中学校の子供たちとの記念写真です。真ん中にいますが見えないくらいです。写真をクリックすると拡大します。

飛田給小学校の親子音楽会

水曜日, 3月 3rd, 2010

皆さんの知っているバッハは、六段を作曲した八橋検校が亡くなった年に生まれました。エーッ!

 2010年2月24日 飛田給小学校で親子音楽会が開かれました。従来は洋楽演奏の鑑賞会を行ってきましたが、邦楽演奏の鑑賞会もしたいとの考えから、今年度の音楽会は箏尺八の音楽をということになり、遊友を通じての出番となりました。プログラムはお琴の体験から始まり、邦楽の紹介から、六段、校歌演奏、崖の上のポニョそして、絵ものがたり花咲き山でした。体験は当初の希望の倍くらいになり、1回5人を5組くらい体験してもらった後演奏会ででした。体験した子供たちは口々に楽しい、音がきれい、もっとやりたい等々目を輝かせて口グチに発言していました。洋楽とは違った新鮮さを感じてくれた様でした。最後の花咲き山は、なんとPTA会長の鈴木さん自らが加わって語りを語るなど、ユニークなイベントとなりました。顔なじみの会長さんが語ったことを含めて、花さき山が始まると、会場との一体感が感じられました。いつもの事ながら、「驚くんでねえ・・・・・」の語りの効果に驚く私です。今回私は、遊友からのお誘いで、六段の調と花咲き山の尺八を吹かせていただきました。ありがとうございました。

おひきぞめ会に

金曜日, 2月 12th, 2010

 2月7日は中西賀代子さん(調布三曲協会会員)社中のおひきぞめの会にお声がかかり、楽しい会に参加してきました。全18曲で、私は、オーロラ(吉崎克彦)、古曲ゆき、北海民謡調(宮城道雄)、秋韻(あきのひびき宮城道雄)の打ち物で出演しました。他に尺八では、黒田煌山氏、橋本洋氏が同様にゲスト出演でした。また、花岡先生や池田先生など懐かしい先生方にもお会いできました。社中は小学生からの幅広い層の参加者で、和気藹々の楽しい会でした。しかし演奏となるとそれこそ皆さん真剣に取り組み、たづくり10階の和室は、和気と熱気で充満していました。

桜丘睦会の新年会で仕事始めを

月曜日, 1月 18th, 2010

2010年1月16日は地域の自治会である桜丘睦会の新年会がありました。平成尺八塾仕事始めの行事となりました。
 睦会の新年会は先ず朝からお餅つきを行い。みんなで搗きあい、付きあいはじめといたしました。搗いたお餅は、黄な粉餅、あんこ餅、大根の辛味餅にされ、みんなでいただきました。そして、夕方からは先ず会館前の道路で、10名のメンバーによる蝶鼓舞の太鼓の演奏ではじまりました。その後会館の中に入り新年会が始まり、会長挨拶の後、おでんをいただきながら海松(みる)

演奏初めとなった新年会での演奏は桜丘集会所で

さんの横笛の演奏。そして、我が平成尺八塾の尺八演奏をいたしました。また、中学生のメンバーによる箏尺八の演奏も聴いていただきました。その後会場はカラオケ大会となり、6時に始まった会もあっという間に9時となりお開きとなりしました。

中学1年生の合奏グループ「ひまわり」のカントリーロード


合奏グループ「ひまわり」は、今回初めての演奏になります。布田小学校卒業の伝統文化こども教室の卒業生の有志が集まりました。みんなそれぞれ部活がありその合間をぬって練習しています。今回も3名は部活で演奏には参加できませんでした。しかし、昼間の餅つき会には手伝いをしてくれました。もちろんお餅はしっかりいただきました。それにしても4臼つきましたが、やはり搗きたてはおいしく、夕方には全部なくなりました。

調布三中開校50周年記念祝賀会で1期生と50期生のコラボ

日曜日, 11月 8th, 2009

P1000687P1000685P1000684一昨日の2009年11月6日は我が母校調布第三中学校の開校50周年記念式典が挙行され、次いで祝賀会が開催されました。なんとこの私が第1期卒業生であり、現在三中同窓会の会長を拝命しているのです。その関係もあり、実行委員会から尺八の演奏をと依頼されました。祝賀会のアトラクションであるからと一計を案じ、準備したのが第1期生と第50期生とのコラボレーション演奏でした。というのも今年三中に入学したピカピカの一年生に、小学校で指導した箏奏者2名と尺八奏者2名がいたので、それではと特訓を行い、一計に及んだ次第でした。一年生4名と私が三中関係者、プラス1名お箏の助演を三曲協会副会長村岡フミさんにお願いして演奏しました。曲目はカントリーロードを全員で演奏し、春の海を村岡さんと演奏しました。50年もの隔たりは、半世紀です。当然のことですが、一年生は三中の制服で、正装して演奏に臨みました。私としても先輩冥利に尽きるひと時に浸りました。会場からはアンコールの声声・・・がこだましました。子供たちもその気になりましたが、時間の都合で2曲で終りましたが、今の子供たちは本番に強いですね。会場では50年の隔たりを目の当たりにして、驚いてくれましたので、私の目論見が当たりました。出来ればこの中学生たちが今後とも箏尺八を継続するチャンスがあれば協力してゆきたいものです。

市民がつくる音楽祭

月曜日, 9月 14th, 2009
たづくりエントランスホールで

たづくりエントランスホールで

2008年10月文化会館たづくりのエントランスホールで定期的に開催されているみんなでつくる音楽祭に出演しました。演奏者は齋藤恭正さん、根津武則さん、渡辺智克さん(友情出演)と門傳良男の出演でした。尺八二重奏曲 聖者の行進、コンドルは飛んでゆく、二つの野ばら、もみじを演奏しました。

敬老会 わくわく広場 小学生の尺八家も一緒に2008年9月

敬老会 わくわく広場 小学生の尺八家も一緒に2008年9月

悠久の多摩川を背に月見の会2008・9・13
悠久の多摩川を背に月見の会2008・9・13