Archive for the ‘活動の記録’ Category
YUKATA PARTY
水曜日, 6月 27th, 2012今日はKSGGが継続的に行っている国際交流事業の一環で、日本の伝統文化である着物を着て日本の伝統文化を体験するイベントです。この日は着物&音楽ということで、浴衣を着て更に琴尺八の演奏とその体験が主な内容でした。
会場の横溝屋敷は港北区の文化財として保存されている民家で、母屋は築150年。蔵は築300年というからすごいですね。そんな中での演奏と体験の会でした。約40名の外国人ほとんどが女性、男性は10人程度。ゆかた姿はとても似合っていました。
竹便り12号を発行しました
月曜日, 6月 25th, 2012竹便り12号を発行しました。たより12号2
介護福祉士会総会のアトラクションで
木曜日, 5月 24th, 20122012年5月19日 今日は特定非営利活動法人川崎市介護福祉士会総会のアトラクションに招かれました。このコンサートは同会の理事である横手修治さんの計らいで実現しました。有難うございました。
会場は川崎の溝の口にある男女共同参画センター多目的室。客席は椅子にテーブルのついたモダンな感じでいわゆる会議室的な雰囲気とは少し違っていました。時間に余裕を持って出掛けたつもりでしたが、総会が予定より早く終わったため、急ぎ来てほしいとの連絡をもらったような状況でした。会場に着くや、すぐにPAのセッティングを行い、ユニフォームの作務衣に着替えて演奏に入りました。
この日は助演として高校1年生の風間君にお願いしました。まず演奏者紹介の時点で、自己紹介で風間君が僕は高校1年生ですと言うと、それだけで拍手がきました。一般的な尺八奏者とはイメージが違ったとは思いますが、その拍手からスタートしました。曲は私の編曲である「花づくし、二つの野ばら、翼をください、早春賦」等尺八二重奏曲が中心ですが、「尺八本曲木枯」も交え聞いていただきました。また、雰囲気を変えるために「ジュピターともののけ姫」をカラオケ伴奏つきで演奏もしました。更には福祉の現場でも役に立つようにと「福祉士会のお餅つき」を、全員歌と動作で楽しんでいただきました。最後は「故郷」と「今日の日はさようなら」を皆さん全員で合唱してお開きといたしました。参加の皆さんは普段でも歌っていると見えて、それぞれ3番までをとても素晴らしい声で合唱していただきました。演奏終了後というよりは終わるのを待っていたかのごとく、たくさんの質問を戴きました。肺活量はたくさん要るのでしょう?竹の構造とか仕組みは?何年生から始めたの?年数は?きっかけは?ドレミはあるの?譜面は?等々。
閉会時には丁寧なご挨拶と素敵な花束を戴きました。帰りがけに自分の施設にも来てほしいと声を掛けくれた方も居て、楽しんでもらったことを実感させていただきました。声が掛かればどこにでも行きます。本当にありがとうございました。合掌
イエーイ!感謝状を頂きました
土曜日, 4月 28th, 20122012年4月27日 今日は調布警察署尺八コンサートの開催がありました。そもそもこのコンサートが実現したのは、保護司活動の一環の中で上園署長さんと尺八の話をしたことがきっかけで実現しました。会場の講堂には約100名の制服姿のお巡りさんたちが整然と座り、瞬きもせず?というぐらいに集中しているような感じの中で始まりました。
まずはじめに上園署長さんのご挨拶がありました。昨年は未曾有の災害に見舞われましたが、日本人の整然とした行動が世界に驚きと感動を与えました。これは少なからずその根底に日本の伝統文化の意識があり、その結果ではないかと思っているというようにお話をされました。そして、日本の伝統文化の一つである尺八の音色を楽しんでくださいというご挨拶をいただきました。ご挨拶の中でこのように高く評価をしていただき心からお礼を申し上げます。
会はその後10分程度私の保護司としての活動と尺八を始めたきっかけと今日までについてお話をしました。尺八を身につけることで、公務員として市民の方に叱られたり色々ありましたが、そんなときに心の整理や、悩みの解消といった時に、尺八がどれほど役に立ったか等を聞いていただき、立場上同じ公務員として少しでも問題解消の役に立てたら嬉しいとお話をして、演奏に入りました。
演奏曲は、荒城の月、花づくし(喜納昌吉の花、滝廉太郎の花、アルゼンチン民謡の花祭り)、童謡唱歌メドレー故郷の秋に寄せて(故郷、赤とんぼ、里の秋、おちば焚き、かあさんの歌)、歌謡曲(孫、浪花節だよ人生は)をソロとカラオケをバックにした演奏を聞いていただきました。
15分の体験コーナーでは、署長さんをはじめ30人以上のお巡りさんが尺八の吹奏体験をいたしました。だいたい半数以上の皆さんが音を出しましたし、中にはびっくりする程大きい音を出した方もいました。大勢のお巡りさんが一斉に竹を手にした光景は壮観でした。
そのあと全員で故郷と今日の日はさようならを合唱してお開きになりましたが、歌う前に皆さんはこの講堂で声を出したことは有りますか?と聞きましたところ、すかさず署長さんが、私が声を出すだけです。と話されましたので、めったにない機会ですから皆さん歌いましょうと誘いましたところ大きな声で合唱して終わることが出来ました。みなさんから大きな拍手を戴き心から感謝申し上げます。
そしてなんと、終了後署長室に招かれ「感謝状」をいただきました。もう平成尺八塾としては、いくつもの施設等を訪問してきましたが、初めての出来ごとに感謝の言葉も有りません。むしろこちらがコンサートをさせていただきましたことに対し、感謝状を差し上げたい気持ちでした。その他に高校1年生の風間君には署長さんが直にお祝いをしてくれました。あらためてお礼を申し上げます。
忘れまいぞ3.11特集号 第11号発行
金曜日, 4月 6th, 20122012年3月11日 忘れまいぞ3.11音楽とキャンドルによる追悼の会を実施しました。平成尺八塾新聞第11号は「忘れまいぞ3.11特集号」として当日の追悼の演奏会を特集して発行しました。たより11号
第2回忘れまいぞ3.11のコンサートを開催!
日曜日, 4月 1st, 20122012年3月31日
第2回 忘れまいぞ3.11を食事処「浜勝」において小さな小さな追悼コンサートを行いました。この第2回の会のきっかけは、第1回目を終わった後しばらくして、たまたま食事をしたときに3.11のチラシを見せたところ、ここで開催したら、と言ってくれたのがきっかけでした。お店自体はカウンター席を入れて30席くらいのところですが、実施しました。本日の演奏者は門傳、お中学生2人と保坂さん。そして呼びかけ人の菅野さんでした。
演奏とキャンドルセレモニーは第1回のスタイルと全く同じで、追悼の演奏と東北の民謡の唄、お客さんにキャンドルの協力を戴き、お店の照明を消して灯をともし、故郷の合唱をしました。そして今日の灯はさようならの演奏と合唱で終わりました。当日はお客さんにキャンドル15個ほど購入していただきました。
演奏が始まる前は、飲み物、食べ物がまずくならないことを願いながら開始しましたが、一曲が終わるたびに温かい拍手で応えていただき、少なくとも食べ物が・・・ということは有りませんでした。というより一味もふた味も添えられたのではないかと思わせてくれる会場の雰囲気でした。有難うございました。
忘れまいぞ3.11 音楽とキャンドルの追悼の会
水曜日, 3月 14th, 20122012年3月11日 忘れまいぞ3.11と題して小さな小さな追悼コンサートを行いました。この追悼コンサートは音楽とキャンドルでの追悼で、被災者の皆さんそして被災地を決して忘れない。そして一人ひとりがそれぞれ出来ることをして支援していくことを「自分に誓う会」です。呼びかけ人代表は平成尺八塾ですが、その他に多くの方に賛同していただき急な集まりでしたがなんとか実施することが出来ました。寒い風が吹きつける夕べでした。
会は5時過ぎから演奏が始まりました。平成尺八塾、シャンソングループの門傳千恵子・森山多喜子さんによるデュエットで「花、浜辺の歌、パリのお嬢さん」、続いて民謡双葉会の保坂道夫さんの「南部牛追い唄、新相馬節」そして、箏春会の中西賀代子さんとフルートの且田泰代さんによる春の海、ソプラノ歌手PERROT励子さんのさくら独唱等が演奏されました。平成尺八塾は総勢9名+1名の10名が参加しました。演奏の後はキャンドル点火による追悼です。
バックボードに描がかれた「忘れまいぞ3.11」に火が灯され、夕闇に文字が浮かび上がりました。参加者の皆さんもキャンドルを手にし、黙とうの後「故郷、今日の日はさようなら」を合唱してお開きといたしました。
演奏者グループも賛助金を出して演奏し、また会場の皆さんはキャンドルに賛助金を出していただいて参加していただきました。被災地や被災者への思いを共有したことを実感出来た一瞬でした。今後もことあるごとに継続して開催してまいります。合掌。
竹便り 平成尺八塾新聞
金曜日, 3月 2nd, 2012竹便り第10号を発行しました。発行日は何とうるう年にあやかって2月29日です。この日は4年後まで来ません。その時を迎えられれば幸いですが。たより10号A
梅の花はまだ蕾だった今年の観梅コンサート
土曜日, 2月 25th, 20122012年2月19日 新しき村から贈られた紅白の梅の花を愛でながらのコンサートですが、今年で観梅コンサートは第9回目でした。しかし今年はまだ蕾のままで冬の寒さを改めて感じました。最初から演奏者としてかかわっていることに改めて感慨を覚えながらも、一輪も花がこぼれていないのは少し寂しい気がしました。この実篤記念館のコンサートは和洋のコラボレーションが特徴としてあげられるでしょう。ここ仙川は桐朋音楽大学があり、毎年音楽家の卵の方が参加し演奏するので、コラボが実現しています。通常はたとえ一緒に演奏しても和は和、洋は洋とそれぞれが演奏しておしまいということが多いでしょう。しかしこの実篤記念館の友の会主催の演奏会は、とにかくその日の演奏者が全員で一曲演奏するということが決まりです。今回はチェロとバイオリン奏者が演奏しましたが、合同曲演奏曲は「春の海」。最初は箏尺八で始まり途中で合奏し、更にはバイオリンとチェロのみの演奏になりまた全員で演奏という展開です。一昨年の楽器はオーボエとファゴットでしたから最後の曲はやはり全員で演奏しましたので箏、尺八、オーボエ、ファゴットそして十七絃での合奏となりました。遊び心満載の演奏会といったところですね。
第10回ふれあいフェスタにて
日曜日, 2月 19th, 2012 2012年2月12日本日は第10回ふれあいフェスタ北ノ台に招かれました。深大寺地域福祉センターでのイベントです。実行委員会・社協が主催でありますが、協力は自治会・民生児童委員・保護司・PTA等々、何とプログラムに書いてあるだけで15団体。そしてさらに地域の皆さん、とありました。確かに会場はというとお客さんより運営関係者のほう多い?といった感じでした。考えてみればそういう方たちも含めてみんなが楽しむといった状況で、これが「ふれあい」だなと妙に納得しました。運営者の方々には大勢知り合いがいて、皆さん口を揃えて、え?なんでこんな所に?と尋ねてきます。それもそのはずです。私の地域は調布市の南のはずれです。今日の開催地は北のはずれと言ってはなんですが、まさに市の南端と北端ですから無理からぬところです。
今回はこのあたりで箏の演奏やボランティア活躍している「ななかまど」の一員として参加しました。祭花、日本のわらべ歌、荒城の月、そして調弦替えの合間に「北国の春」を竹だけで演奏しました。
会場の皆さんはなじみの曲が演奏されると、頭でリズムをとりながら自然に口ずさんでいました。そんな会場の様子に、演奏をしている私の方がホッとし、慰められました。ありがとうございました。また次回も時間が合えばぜひ参加したいと思います。