みんなでつくる音楽会に

2月 25th, 2011

場面は北海民謡調、大きな空間に響き渡る箏尺八の音

2011年2月19日文化会館たづくりエントランスホールで開催されている「みんなでつくる音楽会」に出演しました。出演のメンバーは調布三曲協会のボランティア合奏団で「調布邦楽演奏グループ歌音」として登録したうちの有志です。
 曲は八橋検校の「六段の調」と宮城道雄の「北海民謡調」でした。当日は他にギターとリコーダーとハーモニカのグループとピアノ独奏の3グループでした。大勢の市民の皆さんを前に箏と三味線と尺八の音色が響き渡り、終わってから会場の方からお礼とお褒めの言葉をいただきました。私たちこそお礼を申し上げるところですと申し上げましたが、うれしかったです。改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

日舞の会の新年会アトラクションで

2月 15th, 2011

2011年2月13日クレストンホテルで開かれた日舞の一詳会(会主若柳礼芳家元)様からのお招きで平成尺八塾の尺八演奏をさせていただきました。というのも実は我が塾のホープである中学生が会主の縁者であることから、その演奏を聞かせてほしいということで実現したものでした。曲は二つの野ばら、翼をください、そして浪花節だよ人生はの3曲を演奏いたしました。中学生が尺八を演奏することだけでもサプライズであるのに、奏でる竹のやわらかいサウンドとハーモニーに拍手喝さいでした。リクエストなどもあり喜んでいただいたとうれしく思っております。主催者から早速送っていただいた金屏風の前で演奏する若手ホープの勇姿をご覧ください。

大勢のお客様の前で演奏する我が塾生の勇姿

伝統文化こども教室修了式で先輩中学生が尺八吹奏

2月 6th, 2011

後輩の前で演奏する調布三中の2年生2人と真剣に聞く修了生

    2011年2月5日 昨年6月から練習してきた「調布市伝統文化こども箏尺八教室」全20回の修了式が会場の布田小学校でありました。
     型どおりの厳粛な修了式と修了者の卒業演奏を披露し、参加の父母の方々の暖かい拍手をいただきました。そして指導者の模範演奏ですが、尺八模範演奏には同こども教室卒業生の中学2年生2名が私と一緒に「翼をください」を尺八二重奏で演奏をしました。少し年齢が上の先輩を見る修了生たちの目の色が違っていましたし、このような縦のつながりは必要な関係だなーということを痛切に感じました。
     今日は校長先生、副校長先生と音楽の先生も参席いただき、そして校長先生には励ましのお言葉も頂、まことに有意義な修了式でした。ありがとうございました。

箏尺八体験教室を3校で約300人が吹奏

1月 25th, 2011

持ち方はこーして右手の指の中指を・・・

 2011年1月13日の布田小学校を皮切りに、19日は世田谷区立桜丘小学校の6年生を対象に三校で体験教室を行いました。
 布田小学校は2クラス65人。桜丘小学校は4クラス160人、朝から昼までの4時間でした。
 いづれの学校も箏と尺八と二手に分かれて体験しますが、尺八の場合音が出せるのは2割という状況です。それだけに音が出た生徒はかなり得意になります。桜丘小学校ではどうしてもほしいという生徒まで出ました。わずかな時間(尺八はおおよそ10分間)で交代しなければなりませんから大変です。先生もチャレンジしてくれましたが、子供は素直なのでしょうか、大人より出易いと思うのは気のせいでしょうか。
 歌口の清拭は最初ウェットテッシュで対応しましたが、最終的にはカット綿にアルコールを浸して行いました。尺八はプラ管を13本を用意してありますが、もう少しほしいところですが、お琴の体験用の面数葉少ないのでそれに比べたら十分でした。今年は私が呼ばれたところは尺八も行いますから、箏のみならず体験の幅が広がって良いと思うとの先生のコメントが救いでございました。来年も期待したいものです。写真は桜丘小学校の尺八体験の場面です。

グリーンガーデン青樹(青木病院内)のお誕生会に

1月 5th, 2011

90名を超える皆さんの手拍子に乗って浪花節だよ人生は

正月は鉢巻をまいて演奏を

2011年1月5日の今日、調布市上石原にあるグリーンガーデン青樹(青木病院内)の1月お誕生会に尺八演奏をしてくださいと招かれました。広いレクリエーションホールに90名以上の方がお集まりでした。車椅子の方も大勢でしたが、最初から演奏に乗っていただきました。最初のハーピバースデーでは一月生まれの皆さんに万歳をしていただいたり、2曲目は「春の海」を生でお聞きいただきました。春の海は調布三曲協会の会員の中西賀代子さんに演奏をお願いしましたが、快く演奏してくれました。次の3曲は尺八2重奏曲で花づくし、二つの野ばら、証城寺の狸ばやしと演奏しましたが、演奏者の紹介のところで中学2年生を紹介すると会場からおーっと歓声が上がり、また、他のメンバー紹介でも地域のメンバーですと紹介をするとやはり歓声があがりました。特に尺八は珍しいと言うことで、喜んでもらえました。その後カラオケで浪花節だよ人生はと川の流れのようにでは、手拍子と唄が印象的でした。最後は「ここに幸あり」女の道はなぜ険しいと歌詞にあるけれど、男の道も険しいですよねと申し上げると皆さん納得して歌ってくれました。正月のイベントにお呼び頂きありがとうございました。皆様のご健康をお祈りいたします。

桑都の会の合宿に参加して

12月 11th, 2010

2010年11月27,28日と桑都の会の合宿に参加しました。会場は八王子の恩方にある夕やけ小やけこやけの郷で、研修や学習にもってこいのきれいで落ち着いた自然環境の豊かなところでした。今はもう残りの紅葉が枝に少しがんばって残っているものがあると言う状況でした。ほとんどは地面に落葉のジュータンが敷き詰められていました。
 テーマ曲は夏の曲一日、証城寺のスケルツオ、招春賦、外国民謡メドレー。どれもすばらしい曲でしたが、難しさもかなりなものでした。
 今回の合宿の主催者は」小林千恵子さんで、参加した皆さんはとても熱心で、主催者に似ているなとおもいました。夕食後も7時半から9時まで合奏練習をしました。その後入浴等の身辺整理の後、交流の酒宴。初参加の私としては多くの方と交流が出来、それもまた刺激の多いものとなりました。お誘いもあり勉強の機会になると考え、会に加えていただくことになりました。今後ともよろしくお願いいたしたいとおもいます。

一日で2回公演をしました。初めてです。

11月 2nd, 2010

文化祭ポスターの前で


caption id=”attachment_818″ align=”alignnone” width=”300″ caption=”中学生も二人そろって演奏をしました。”]
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今年はバンダナを巻いて


2010年10月30日 この日は我が平成尺八塾にとって初めての一日2回公演でした。一回目は午前中11時から布田の「心の支援センター」における「わくわくひろば祭り」での演奏。もう一つは午後、調布市西部公民館における地域文化祭開会式のアトラクションで3時から約40分の演奏でした。特に西部公民館へ出演のきっかけは、実行委員長の小坂さんの発案でした。以前調布市郷土博物館の30周年記念行事の時、アトラクションで箏尺八の演奏したことを覚えていていただいて、今回お声をかけていただいたということでした。ありがとうございます。わくわく広場での演奏曲目は「遠くへ行きたい」と「二つの野ばら」そして全員合唱でドイツ民謡の「さよなら」をおこないました。どちらの曲も演奏し始めると誰からとなくハミング等を口ずさむ方々がでて、一緒に楽しんでくれている様子が伝わってきました。また、西部公民館の地域文化祭開会式は邦楽演奏グループ「歌音」の皆さんにもご出演をいただき、箏と尺八の幅のある演奏を聴いていただきました。演奏曲は尺八本曲「峰の月」、尺八二重奏曲「遠くへ行きたい」「二つの野ばら」、箏二重奏「フォスターの名曲集メドレー」そして箏尺八で「春の海」を演奏し、最後はわくわくひろばと同じようにさよならを合奏して締めくくりました。この日は台風の影響で大変な雨だったにもかかわらず、どちらの会場にも大勢つめかけ、とても有意義な会を経験させていただきました。ありがとうございました。

西部地域文化祭のオープニングで二つの野ばら他3曲を


春の海を

「ななかまど」の皆さんと川上村に

10月 30th, 2010

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2010年10月28日この日は邦楽演奏グループ「ななまかど」の皆さんに誘われて長野県川上村の小学校での公演に行ってきました。川上村は全国でも一番のレタスの生産地です。もう紅葉も始まり雨にぬれた紅葉も風情がありました。しかしちょっと寒かったですね。演奏は第一小学校と第二小学校の二校で行いました。両校とも全校の生徒が体育館に集まって鑑賞してくれました。曲は「春の海」「花咲き山」アニメソングメドレーといった内容でしたが、特に朗読週間の行事の一つとして、花咲き山のお話を先生が語り、演奏と映像を交えて聴いてもらうという趣向でした。川上村にお住まいの阿部さんの妹さんのひろ子ちゃん(阿部さんがそう呼んでいます)関係で実現したものでした。アニメソングは児童と一緒に歌いましたが、まー元気な子供たちでした。やはり体育館は寒いですが、元気な子供たちにありがとうとお礼の言葉をいただき、元気をいただきました。またひろ子ちゃんのお宅でいただいた「松茸ごはん」美味しかったです。ごちそうさまでした!

調布市伝統文化こども琴尺八教室が文化祭に

10月 24th, 2010

白いブラウスにおそろいの黄色いバンダナを首に巻いて演奏しました。

調布市伝統文化こども琴尺八教室のメンバーが、第55周年記念調布市民文化祭に出演しました。伝統文化こども教室は文化庁委嘱事業で、平成22年度認可された教室で練習を続けている小学生の皆さんが出演しました。教室は単年度で修了する形式ですが、参加者は継続可能なため2年目以上の経験者が出演しています。曲は渡辺泰子編曲さくら変奏曲です。4分の4から3分の3に変わったりで、結構難しい曲ですが、皆さん良く頑張りました。演奏後の晴れやかな顔は何ものにも代えられませんね。

塾生総勢8名が市民文化祭に出演しました

10月 19th, 2010
遠くへ行きたい

尺八二重奏曲 雪の降る街を、遠くへ行きたい

2010年10月17日55周年記念調布市民文化祭が開催され、我が平成尺八塾も出演しました。天候もさわやかな晴天に恵まれ、演奏会日和でした。今回は尺八二重奏で「雪の降る街を」と「遠くへ行きたい」を演奏しました。特に「遠くへ行きたい」は、尺八のソロに合わせて7人がジェリー藤尾の歌ったようにハミングを歌い二重奏へと展開します。舞台袖では何が始まったかと思ったという声もあり、ハミングの導入は功を奏しました。塾のユニフォームは作務衣で、頭にバンダナを巻いての衣装で演奏しました。その他に吉崎克彦作曲「オーロラ」、砂崎知子作曲「暖流」演奏しました。暖流は尺八と箏二面の構成でそれぞれのカデンツアがあり、変化に富んだ曲といえます。それにしても我が平成尺八塾は中学生2人を含め計8人が出演しました。他のメンバーは、元は調布に住んでいて今は目黒住まいの一人を除き同じ町内会の面々で、毎週道場でワイワイと練習を行っています。経験年数は長くて6年を頭に2~3年のメンバーです。演奏者は舞台上手から高野、小久保、風間、塾長門傳、浅野、澤口、根津、齋藤各氏の皆さんでした。また当日は大阪に転勤したわが塾生が大阪から駆けつけてくれました。祢津さんありがとうございました。