竹便り5号 竹便り5号は富士山の麓での合宿をメインに報告しいます。また7月23日に震災で延期になった夢舞台での演奏も記載しています。
また今回初めて平成尺八塾の賛助会員を募集することにいたしました。
賛助会の目的は、日ごろから平成尺八塾がボランティア活動や、施設や地域行事への訪問演奏活動を行っていますが、そのような活動を理解し、印刷費や郵送費の一部を負担し支えてくれる方を賛助会員としてお願いいたしたいということです。
発行の目的は、平成尺八塾の種々の活動を新聞という紙面からお伝えする。そして少しでも多くの方に尺八の魅力を理解していただくこと。このような事が伝えられたらこの上ない喜びです。この思いを新聞形式で発行します。
賛助年会費は1口1000円で、1口以上をお願いします。
竹便り5号発行しました。賛助会員募集開始
8月 13th, 2011富士山の麓での合宿
7月 12th, 20112011年7月16日17日は富士吉田で開催される合宿に参加しました。当塾からは、根津武則さん高野義彦さん齋藤恭正さん、風間禅寿君が参加。もちろん私もです。小学校生から中学高校生そして大人と総勢57名、凄いですね。
曲目は予定に掲載したとおり難しいものが多いですが、みんなで頑張っています。涼しい富士山の麓での合宿の成果は、楽曲の練習とコンサートもさることながら、また新しい仲間との出会いもあり、とても有意義でした。特に平成尺八塾の皆さんは、日頃竹だけの合奏をしていますが、箏三味線とは初めて合奏しました。勉強になりました。みなさんありがとうございました。
富士吉田青年の家(習志野市)に勤めておられた樋口精二さんともお会いできました。施設がすぐ隣にあるため連絡を取ったところ、コンサートを聴きに来てくれました。また素敵な差し入れを頂、皆さんでいただきました。本当に有難うございました。
翌日は青空の下富士山に見守られて、ハンカチ落としや鬼ごっこ、縄跳びなど富士の裾野を吹き抜ける涼風に吹かれながら、白樺林の木陰でレクリエーションをたのしみました。
そして仕上げは、その木陰でのバーベキューでした。もうおなかも心もいっぱーいの合宿でした。
竹便り4号発行
6月 24th, 2011第4回 竹と風の音を楽しむ会の演奏会が終わったところで、第4号の竹便りを発行しました。内容は味スタの「炊き出し」の件と第4回の竹と風の音を楽しむ会演奏会の件です。
第4回竹と風の音を楽しむ会を開催しました。
5月 28th, 2011「歌は世につれ世は歌につれ」という言葉がありますが、悲しいとき、苦しいとき、人は歌で、音楽でその心を癒(いや)してきました。2011年3月11日は私たちにとって東北関東(東日本)大震災という途轍(とてつ)もない災害に遭(あ)いました。その上に原発(げんぱつ)の放射能被害という災いが日本全土を覆(おお)っています。私たち平成尺八塾も味の素スタジアムに被災(ひさい)され避難(ひなん)されている方々に炊(た)き出しもさせていただきました。この災難に遭(あ)われた全ての人々に思いを寄せて竹の会を開きます。一本の竹の切り口を掠(かす)めて奏でる音が、被災した皆様の心に、慰めとなり届くことを願います。(プログラムの中から)
今回は震災の復興を願うことを主目的に置き、曲の選定を行いました。復興を願う夢の持てる曲として「見上げてごらん夜の星を」「上を向いて歩こう」や「北国の春」「昴」「若者たち」「この道」「銀色の道」「翼をください」の他カラオケにも合わせて竹をふきました。
心境を一句「被災地の空に響けと竹をふく」 平成尺八塾門傳良男
最後に吹いた「今日の日はさようなら」は、森山良子がヒットさせましたが、金子詔一作詞作曲の曲はここの児童館ホールで生まれた名曲です。
第4回竹と風の音を楽しむ会を開催します
5月 18th, 2011案内状竹便り3号2011年5月28日土曜日 調布市つつじヶ丘児童館ホールにて第4回竹と風の音を楽しむ会を開催します。
また、この会の演奏曲も何もかもを被災した全ての方々への追悼と希望に捧げます。
当会のメンバーは「おーい」と声をあげると聞こえるくらいの近所の皆さん、それから我が母校の調布第三中学校の現役中学生など、竹の魅力にはまった面々が日頃の成果を発表いたします。
先だって4月9日には、当塾が中心となり、味の素スタジアムに避難されてきている方方への炊き出しを担当し、お昼のサンドウイッチや熱い味噌汁とコーヒーお菓子など200食分を提供させていただきました。また、この前に書きました岩手県へのボランティア活動等を行っていますが、できることを継続的に続けて行きたいと思っています。
この会の演奏曲も被災した全ての方々への追悼と希望に捧げます。お忙しい中おいでくださればこの上ない幸せでございます。お待ちしております。 平成尺八塾一同
災害ボランティアとして大船渡市の末崎中学校と大槌町伝承館等の避難所で活動してきました
5月 18th, 2011 2011年5月3日の夜発ち、5月4日に岩手県大船渡市の避難所の一つ末崎ふれあいセンターに、5日は大槌町の伝承館と安渡小学校を訪れました。それぞれの避難所で温かいコーヒーをドリップして皆さんに飲んでいただきました。
今回同行したメンバーは小林千恵子さん、私の友人菅野正美さんとわたしです。桑都の会の会員の一人の実家が大槌町にあり、ご尊父が津波の犠牲になられたことがきっかけでした。独りでも行きたいということを聴き同行することにきめました。私自身も嘗て竹の同門で兄弟弟子だった方の安否をインターネットで調べた結果、無事が確認されたもののなんとか見舞いたいと思っていた矢先でしたから、都合がよかったといえます。何と大船渡市役所から紹介された末崎ふれあいセンターの避難所は末崎中学校で、同門の彼氏の母校だと聞き、本当に良い巡り合わせの中でボランティア活動ができました。
ボランティアは現地の迷惑にならないよう身の回りの全てを自分たち自身で処理できることが最低の条件と承知していましたが、さすがに全部クリアーするのは大変でした。
作業中のトイレ(ポータブル水洗トイレ)を購入したり、宿が確保できない場合を想定しテントの確保、発電機にガソリン缶等。しかし、小林さんが、奮闘し遠いけれどなんとか宿を確保してくれたので、それは今回不要になりましたが、夏にはまた必要になります。
特に今回はコーヒーのサービスを思い立ち、味の素スタジアムで協力してくれたコーヒーの専門店の「南蛮屋」さんに、全面的なご協力をいただけたことが何よりでした。豆を600杯分とそれに伴う紙コップ砂糖、ミルク、マドラーまで。当然のことながら落とすためのネルドリッパーとサーバー3台、水のポリタンク(20リットル)、豆を入れておくクーラーボックス。そして幟旗。熱源はプロパン(8キロボンベ)を用意。ガス台は営業用の二重コンロに5リットル用ヤカン。テーブルといす。小林さんのほうではお菓子とキャンデーなど用意しました。またこどもの日ということで紙芝居の用意もして、一回だけでしたが上演しました。演目はお国柄宮沢賢治の「注文の多い料理店」を菅野氏と二人で話し、小林さんが箏を入れるなどして上演しました。
大船渡の末崎中学校ではコーヒーの合間に箏と尺八の演奏も行い皆さんに楽しんでいただきました。
今回はうまく活動ができたのは、現地に知り合いがいて諸般のことが円滑にゆきました。またこのボランティア活動は永く継続して活動することが重要であり、今後も何でも出来ることを継続してゆきたいと思っています。
No6.パソコンデスク
5月 2nd, 2011味の素スタジアムで被災者の方に炊き出しを
4月 13th, 20112011年4月9日味の素スタジアムで平成尺八塾が中心となって炊き出しをしました。皆様もうご承知のとおり、震災で被災された方々が各地で避難生活を余儀なくされていますが、この調布市の味の素スタジアムにも福島県の方々が現在130人ほど避難所として使用されています。最初は調布市滞在中に何か出来たら、少しでも安らいでいただければと、コーヒーの差し入れを相談したところ、炊き出しを提供するということが急きょ決まりました。平成尺八塾以外にもいろいろな方からの協力申し出があり、20人ものボランティアで炊き出しをさせていただくことができました。メニューは軽いものでということもありましたので、蕪とお豆腐と油揚げの熱いお味噌汁を渡辺さんが提供してくれました。ホットコーヒーは専門店の南蛮屋「樹」さんが、発電機持参でドリップして振る舞ってくれました。そしてお菓子類は、いま行列ができると評判の「ラスク」と饅頭やチョコレートにキャンディ、こども用にはスナック菓子も用意してくれました。当尺八塾はメインとなるサンドイッチ(授産施設スマイルが自信を持って焼いたバターロールにチーズとハムとレタスを挟み)提供しました。合計で各120食分を用意させていただきました。当日はあいにくの天候で雨模様でしたが80人以上の方にご利用いただきました。召し上がっていただいている間に少しお話を聞かせていただいたりしましたが、とにかく大変な思いをされていて、言葉になりません。すこしでも早く生活が安定されることを願ってやみません。また、快くご協力をくださいました皆さんに、心からお礼を申し上げます。
夢舞台公演は7月23日(土)に延期
3月 18th, 20112011年3月19日調布市グリーンホール大ホールで予定されていた夢舞台公演は、計画停電の影響で7月23日土曜日に延期となりました。
今年はバイオリンとチェロと一緒に
2月 25th, 2011今年は音楽部3年のバイオリンとチェロ奏者がやってきました。それぞれが演奏しますが、今回の合同演奏は「荒城の月」を箏・尺八・十七絃・バイオリン・チェロの全員で演奏しました。メロディラインを尺八・バイオリン・チェロが吹きわけたり一緒になったりして合奏しますが、楽器の個性が味わえる不思議な雰囲気のひと時でした。