会場からは御ひねりが飛び出した新年会

1月 17th, 2012

カラオケも交えてお歴々の前で。何と御ひねりまで飛び交って2012年1月13日今日は、クレストンホテルで開催される調布狛江地区保護司会調布分区の新年会での余興として、尺八演奏を依頼されました。保護司とは、法務省の保護観察所に所属し罪を犯した方の更生、社会復帰に携わる者のボランティア集団です。
今回は、従来の新年会の形を少し変えたいという会長の強い意志で、初めて余興を取り入れるとのことで実現したものです。しかし一人で、そして時間が15分位という制約の中でしたが、「春の海」(箏演奏はカラオケバージョン)と「北国の春」「川の流れのように」を演奏いたしました。演奏は大好評で何とおひねりというのでしょうか、割り箸にお金を2枚挟んで扇子のようにしたものを数名の方が舞台の私に届けてくれるというハプニングがあり、会場の盛り上がりも最高潮に達しました。
 列席者はお仲間の保護司は当然ですが、調布・狛江の両市の市長、議長、教育長他、各界お歴々の出席する会場で、尺八を披露することができましたことを、土屋会長、鴨志田分区会長他皆さんのご配慮に感謝申し上げます。また、おひねりありがとうございました。

2012年の仕事初めは5日のちょうふの里の新年会

1月 10th, 2012

紅白幕に飾られt舞台は春の海で厳かに始まりました

ポク ポク ポク と木魚の軽やかな響きが

酒はのめのめ飲むならば・・・・唄と吟とで

みんなでちょうふの里の餅つきは・・・・・・

 2012年の初仕事は「ちょうふの里」(特別養護老人ホーム)のデイサービスの皆様の新年会でした。午後1時30分2時30分までの一時間。施設長のご挨拶に続き、まず「春の海」の生演奏から新年会は始まりました。ごらんの通り舞台は紅白幕で飾られ、お正月のムード満点です。続いて「花づくし」(喜納昌吉、滝廉太郎の花、はな祭り)「二つの野薔薇」(ゲーテの詩にウエルナーとシューベルトが作曲した)と尺八の二重奏の後、カラオケをバックに「孫」「浪花節だよ人生は」「川の流れのように」と演奏をしました。みなさん大きな声で良く合唱してくれました。歌詞をプロジェクターで正面に投影したことも功を奏したかと思います。
 木魚をいれた「証城寺の狸ばやし」の演奏の後、民謡「黒田節」を唄と詩吟入りで演奏しました。次に「翼をください」と演奏した後、全員での「調布の里のお餅つき」を楽しみました。このお餅つきは、ソングゲームで、二人ペアになって、こね手とつき手に分かれて歌いながら手拍子で楽しみます。いよいよ最後にあたり、みなさんがよく歌っている「故郷」と「今日の日はさようなら」を演奏にあわせて歌ってお開きとなりました。参加していただいた皆様の声は、始めのころはお上品?でしたが会が進むにつれてだんだんと大きくなり、最後の合唱は声がホールに響き渡り感動しました。ありがとうございました。今年も素晴らしい年でありますように。合掌。

餅つき&おでんで忘年会をしました。

1月 2nd, 2012

さー力を込めて搗きますよ!




 2011年12月29日平成尺八塾では、初めての「餅つき合い忘年会」を開催しました。会場は本部道場の近くにある桜丘集会所。そこで何と「餅つきの部」と「宴会の部」の二部構成で行いました。お餅は8キロ。一臼2キロで計4臼つきました。お餅はあんこ餅、きな粉餅、辛味餅に納豆餅と食べきれないほどでした。のこりの3臼分は熨斗餅にして皆さんで「もちかえり」ました。
 5時以降の飲み会では大鍋に作ったおでんと漬物で、一年の活動の締めくくりと新年に向けての新たな決意で高らかに乾杯しました。一時間もするともう演奏会場になりました。

小学校の体験教室終了。125名が吹奏体験しました。

12月 13th, 2011

まず吹くための口を作ることがチョー大事。さー自分の手の甲に息を吹きかけてみて?息してる?

無心に尺八を吹く小学生

2011年12月8日調布市立深大寺小学校の6年生、16日は布田小学校の6年生。各学校とも2クラスで60~65名を対象に邦楽教室の指導をいたしました。邦楽体験教室は箏・尺八の体験です。全員にプロジェクターで楽器の説明をし、春の海の模範演奏を鑑賞した後、体験に入ります。楽器の数の面から一クラスを3班に分けての体験です。したがって一班が約10分の体験です。尺八体験では実際の竹の尺八(6寸管)を12本用意し体験に供しました。(昨年まではプラ管を使用)もち方、吹き方、そして実際に吹くことを行いますが、何せ時間が10分では何ができるかとお思いでしょう?それがその短い時間でほとんどの生徒が音を出します。ただお独りなかなか音が出なかった方がいました。担任の先生でした。先生ごめんなさい。音楽の先生はすぐに出ましたが、先生曰く教員の研修で1時間くらいトライしたけれど全く出なかったのに、と驚いていました。
そして来年は5年生の教科に体験があるけれど、出来れば2班体制で(体験時間が15分になるので)体験させたい、と希望されていました。体験時間があと5分延びたら「ロツレチハ」までいくかな?等と勝手に思ってしまいました。
最後になりましたが、箏の指導をしていただいた中西さんありがとうございました。
 第2弾は布田小学校での体験教室でした。6年生2クラスで計65名。深大寺小学校同じく各クラス3班に分かれての体験でした。本当は実体験の時間をもう少し多くしたいところですが、楽器の用意ができず1回12名位が限度でした。次回は少なくとも2班構成で出来るといいと思います。振り返ってみれば約8割のこどもが竹を鳴らしました。学校から感想文も寄せられましたので、掲載します。

生徒の感想(一部)邦楽教室の感想 抜粋
<尺八の演奏を聴いて>
・いい音が和室全体に広がっている感じがして感激しました。
・尺八の音をきいていると、日本の音だな~と感じました。
・尺八は、音が揺れている感じがして、とてもきれいでした。

<体験して>
・なかなか音をだすのに苦労しました。尺八の先生は、すごく上手く吹けていたけど意外と難しかったです。
・穴が少しなのに、先生はいろいろな音をだしていて、尺八は奥深いな、と思いました。
・音がなかなか出ませんでした。最後は結局音が出ずに終わってしましましたが、とても楽しかったです。教えてくださった先生もとてもやさしくて、良い思い出になりました。
・最初は、音が全然出なくてショックでしたが、先生に教えてもらったら吹けて、尺八はとても吹くのが難しいと聞いていたので、とても嬉しかった。
・前はこんなにおもしろいものはなかったし、母に言ったら「今の子はいいわね~」と言われました。
・とても貴重な体験ができました。楽しかったです。

竹便り第8号を発行しました。

11月 13th, 2011

2011年11月22日付けで竹便り第8号を発行しました。印刷もきれいに仕上がりました。賛助会員の皆様への発送は22日頃になります。竹便り8号A

第12回わくわく広場まつりに

11月 12th, 2011

皆さんと共にご冥福と復興を願いました。

2011年10月30日「第12回わくわくひろば祭り」に参加出演しました。我がメンバーは、中学生を含む8人の他に、民謡の保坂さんを加えて何と九名でした。会場には大勢の皆さんが温かい眼差しで、演奏に聞き入っていました。
今年の主題である東日本大震災の被災者へのご冥福と一日も早い復興を祈念しての選曲です。
わくわく広場まつりも小学校の合唱部や中学校のトークと演奏、高校のチアダンス等も加わり、演目も増え、唄、踊り、ゲームと盛りだくさんで、楽しめる内容でいっぱいでした。
我が演奏曲は尺八二重奏曲のメドレー「星に願いを」と題し、東日本大震災の一日も早い復興を祈念した復興祈念曲「遠き山に日は落ちて、見上げてごらん夜の星を、星に願いを」と演奏し、最後に調布で生まれた今日の日はさようならと詩吟入りの黒田節で締めました。

文化祭は東日本大震災復興祈念の曲を献奏

11月 6th, 2011

箏1面と竹8管の六段の調

客席は目を凝らして見入ってくれました。

涙そうそう、島唄にも

2011年11月3日今年の市民文化祭は、平成尺八塾として初めて古典(六段の調)に挑戦しました。箏1面に対し、尺八は8管いわゆる8名です。舞台では横の音がなかなか聞き取れないという状況を少しでも改善し、良い演奏を目指すため、箏と私の尺八をマイクで拾い、その後ろに半円状でならぶ尺八演奏者にモニターをセットしての演奏でした。
またもう一曲は東日本大震災の被災者のご冥福と一日も早い復興を願っての「星に願いを」と題した演奏でした。遠き山に日は落ちて、で演奏を始め見上げてごらん夜の星を、そして星に願いを、さいごは今日の日はさようならと演奏を終了しました。会場の皆さんがハミングをされるのが舞台まで聞こえました。そして、演奏が始まると同時に舞台も客殿も明かりが消え、多摩川に沈む夕日と演奏当日の2011年1月3日の午後5時から一時間ごとに明けがた6時までの、調布市から望む南天の星空を映しだしました。スクリーンでなく反響板だったので色が少しくすんでいましたが、星空と分かっていただき、会場の皆さんと一緒に復興と冥福を祈りました。舞台のみなさんも昆虫の触角のような形状のミュージックライトを使い一生懸命に演奏いたしました。合掌

今日の日はさようならを立って演奏

向島百花園にて

11月 3rd, 2011

宴席ではリクエストもあり

庭から木枯を吹きながら登場です

2011年10月29日 会場は向島百花園御成座敷での会合の席でした。会合は城北会といい、高校の同窓生のうち土木関係あるいはその関連の仕事をしている方々の集まりで、上は80代から30代という幅の広い集まりでした。私はというと、この日のテーマであるスカイツリー誘致などにまつわる話を区建設部長さんから講義を受けた後の、宴会の趣向ということで招かれました。来てほしいという話しは、大変懇意にしていただいている稲葉先生からのお誘いで、実は前日に電話で誘われたものでした。向島百花園はいまだ訪れたことがなくとても興味もありましたので、時間をやり食って伺いました。
会場に着き着替えるや否やさっそく茶屋のご亭主が籠提灯で園内を案内していただき、あずま屋から尺八を奏でながら宴席へ登場しました。
宴も酣で宴席の皆様には突然の尺八の音楽ということでしたし、お酒の勢いもあってとても楽しんでいただいたようでした。私自身もとても楽しませていただきました。その後お膳もいただきました御馳走様でした。その後焼鳥屋で二次会。そのあと何と稲葉先生の秘密のアジトという下北沢のJAZZ BAR por tin tinでジャズを聴きながらバーボンなどをちびりちびりといただきながら心地よい時間を過ごしました。そこで稲葉先生が竹をどうしてもというので、また竹を出し、一曲奏でました。曲は本曲木枯。マスターはJALのスチュワーデスをしていたという方で、まー素晴らしい美人でした。そのママに所望されたこともあり、ついつい調子に乗って吹いてしまったのです。帰り着いたのは午前3時でした。

ジャズバーでバーボンの心地よさに、ついつい

第4回多摩川名月祭に参加して

9月 12th, 2011

川辺に自生する胡桃の木の前で鎮魂と復興の思いを吹奏

拡声器を導入しての演奏は微細な音も観客の心に届けた

 名月祭が開催された9月11日日曜日は、今年の仲秋の名月(満月)の前日の待宵月でした。
 会場の多摩川の土手には階段状の客席(私たちが勝手に客席と呼んでいる)があり、目の前に流れる多摩川。そしてその先には川崎市から稲城市・多摩市につながる都築丘陵が横たわり、よみうりランドのタワーと観覧車の先に富士山のシルエットが赤い夕焼けの明かりが残る空にくっきりと浮かび、そして東の空にまん丸の月がふわっと上がってくるというひと時でした。
 平成尺八塾は齊藤さん、根津さん、小久保さん、高野さん、澤口さん、そして門傳の6名でした。残念ながら我が平成尺八塾の若手ホープである中学三年生の2人は試験中と尺八塾でない塾で、参加できませんでした。
 今回は屋外の演奏に対する武器を用意しての演奏を試みました。それは演奏者各自の竹の口元にマイクを付けてミキシングし、音を録りアンプで流しました。 したがって尺八の微妙な音もしっかりと聞こえて良かったです。という声をいただきました。
 演奏曲は尺八二重奏曲のメドレー「星に願いを」と題し、東日本大震災の一日も早い復興を祈念した復興祈念メドレー曲にしました。曲目は遠き山に日は落ちて、見上げてごらん夜の星を、星に願いを、そして尺八本曲「峰の月」を演奏し、最後に調布で生まれたといってよい金子詔一作曲の今日の日はさようならを演奏してわがステージは終了しました。

餅つきは腰つきがだいじです。

 会場の皆さんと一緒に「十五夜さんのもちつき」をいたしました。お餅ちつきは、腰つきがとても大事で、皆さん良く腰が入っています。そして客席のみんなも一斉に歌に合わせてつきました。
唄「十五夜さんの餅つきはトーントーントッテッタ トーントーントテッタ トッテットッテットッテッタ オッコネタオッコネタオッコネオッコネオッコネタ オッツイタオッツイタオッツイオッツイオッツイタ シャーンシャーンシャンシャンシャン シャーンシャーンシャンシャンシャン トッテットッテットッテッタ」 はい!お餅イッチョウつきあがりイ~。

平成尺八塾新聞「第7号」を発行しました。竹便り7号Ⅱ

竹便り6号を発行しました

8月 25th, 2011

 竹便り第6号は第4回多摩川名月祭のお知らせで、平成尺八塾新聞のはがき版でお知らせいたします。

 時は9月11日の日曜日。この11日はという日は中秋の名月と言われる満月の前日です。悠久の多摩川を目前にして月を見ませんか?

今年も多くのパフォーマンスがあります。わが平成尺八塾も出演します。特に震災復興を願い、その思いを演奏に託します。竹便り6号